今回の仕上がり
PVと訪問を区別して読むための説明図です。実際の管理画面や読者のアクセスデータではなく、数字の読み方を説明する図として掲載しています。
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まず「何を数えた数字か」を確認する
PVはページが表示された回数。何人が来たかとは別です。説明用に、一人がホーム、ゲーム一覧、紹介ページ、記事を順に開くと考えてみましょう。各表示が計測されれば、同じ一人でも4PVになります。これは理解のための例で、当サイトの実際の読者行動ではありません。
訪問数も、ユニークな人数とは限らない
Cloudflare Web Analyticsは、外部サイトや直接のリンクから始まったページ表示を訪問として扱います。一つの訪問で複数のページが開かれることがあります。同じ人が別の機会に訪れることもあるため、「訪問数=違う人の人数」とは読まないようにしましょう。ツールごとに定義が違うので、別サービスの数値とそのまま比べるのも避けます。
Workersの呼び出し回数は、読者数ではない
配信サーバーの画面にあるInvocationsはWorkerの呼び出しを示す指標です。人の閲覧だけを表す指標ではありません。閲覧の傾向を見るときは、Web Analyticsのページ表示・訪問の画面へ移ります。
訪問とページ表示の定義はCloudflare公式の指標説明で確認できます。
Cloudflareの画面は、この順番で見る
すでにWeb Analyticsの計測を設定しているサイト向けの手順です。この記事では新規登録や計測コードの設置は扱いません。日本語表示でも、一部の名前は英語のままの場合があります。
- ダッシュボードのAnalytics → Web 分析から、自分のサイトを開きます。
- 右上の期間を確認します。まず「最後の7日」など一つにそろえ、JSTなどのタイムゾーンも確認します。
- 「ページの表示数」を開きます。PVの合計と、下にある「パス」で見られたページを確認します。
- 「ソースごとのページ表示」の「リファラ」を見ます。外部から来た表示と、サイト内の移動を分けます。
- 訪問の傾向を知りたいときは「アクセス数」の画面へ移ります。ページ表示数の表を人数の表として読まないようにします。
みっけメディアでは、実際の管理画面で期間・ページ表示数・リファラ・パスの項目を確認しました。アカウント情報を含む画面や非公開の生データは掲載していません。画面の項目名や配置は更新で変わる可能性があります。
自分で何度も開いた分も、混ざる可能性がある
公開直後は、制作者がスマホとPCで何度も確認するものです。計測が動くブラウザで開けば、その表示も含まれる可能性があるため、数字が増えたことだけで新しい読者が増えたとは言えません。
「ボットを除外」は「運営者を除外」ではありません。このフィルターはボットの通信を除くためのものです。自分の通常の閲覧や、ブラウザを使った表示確認まで除外済みだとは扱いません。
最初は、表示を確認した日時をメモしておくだけでも、数字を判断しやすくなります。確認が集中した日と、触っていない日の数字を区別して見ましょう。自分が開いた回数を正確に把握していないなら、後から推測で引き算して「外部の閲覧数」を作らないことも大切です。
Google・YouTube・「なし」はどう読む?
リファラは、ページを開く直前の参照元を示す手掛かりです。Cloudflareのダッシュボードでは、参照元のホスト名を確認できます。参照元とフィルターの公式説明も参照してください。
- 自分のサイトのドメインは、サイト内の別ページからの移動を含みます。外部の集客元として数えません。
- www.google.comはGoogleを参照元とする記録です。このホスト名だけでは、検索語や読者の人物像までは分かりません。
- www.youtube.comはYouTubeを参照元とする記録です。ホスト名だけで、どの動画が何人を連れてきたかまでは断定できません。
- なし・ダイレクトは参照元が取得できなかった表示です。直接入力やブックマークなどが考えられますが、必ず直接入力とは限りません。
ブラウザやアプリ、リンク元の設定によって参照元が伝わらない場合があります。「Xが一覧にないから、Xから誰も来ていない」「なしは全部X経由」といった判断はしません。個別の流入経路を区別したい場合は、使う解析サービスの対応範囲を確認してから、計測方法を設計します。
数字を見たら、次の変更は一つに絞る
ここからは、みっけメディアによる運営方法の提案です。解析ツールの数字だけでは、どの変更によって改善したかを証明できません。
入口のページを、初めて来た人のつもりで読む
よく開かれる紹介ページに、公式のプレイ先や使い方へのリンクは見つけやすく置かれているでしょうか。説明を読んだあと、作者の別作品や関連記事へ進めるでしょうか。まず入口の一ページで、迷いそうな場所を一つ直します。
同じ条件で、しばらく見る
変更日と変更内容を記録し、期間・フィルター・見る指標をそろえます。ただし、SNSでの紹介や新しい記事の公開も同時にあれば、それらの影響と分けられないことがあります。少ないデータで「ボタンの色を変えたから増えた」と結論を急ぎません。
最初の目標は、数字を大きく見せることではなく、来た人が迷わず作品へ進めること。PVだけを増やすためにページを細かく分けたり、不要なクリックを増やしたりする必要はありません。
出典・確認日・未確認の範囲
確認日:2026年10月1日。Cloudflare公式文書と、みっけメディアの実際のWeb Analytics画面を確認しました。本文のPV例は説明用です。第三者のアクセス情報やアカウント識別情報は掲載していません。
運営者の自動除外、個人の特定、参照元が失われたアクセスの復元、集客施策の効果検証は実施していません。設定を変更する記事ではなく、すでにある数字を読み違えないためのガイドです。