今回の仕上がり
第1回で用意するのは「星あつめ」の企画シートです。30秒で10個集めるルールと、今回は作らないものを決めます。ゲームの完成画面ではありません。

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今回の完成形:30秒の「星あつめ」
プレイヤーは画面の下にある受け皿を左右へ動かし、上から落ちる星を受け取ります。30秒以内に10個集めたらクリア。時間切れなら失敗し、もう一度挑戦できる。このルールを全12回の共通題材にします。
小さくても、入力、移動、当たり判定、時間、点数、勝敗、再挑戦というゲームの基本を扱えます。最初の作品で必要なのは大きな世界より、ひとつの遊びを最初から最後まで楽しめることです。この時点で完成ゲームができているわけではありません。
前提と必要なもの
制作はPCのブラウザと無料のテキストエディタを使う予定です。HTML・CSS・JavaScriptで作り、外部ライブラリを追加せずWeb公開を主ルートにします。今日はインストールもアカウント作成も不要。スマホでは記事を読めますが、以後のファイル編集はPCを前提に説明します。
企画シートを開いて、順番に確認する
上のリンクは講座の初期内容を保存します。端末で保存できない場合は、表示された4行をコピーしてメモに残してください。
編集できる企画シートを開く →。みっけメディアが今回の講座用に制作したサンプルです。入力内容を外部へ送る処理はありません。閉じると入力が消えるので、最後に保存してください。編集後の保存ボタンはブラウザ内でファイルを生成するため、アプリ内ブラウザによって保存できない場合があります。

- ① ゲーム名は「星あつめ」のままにします。名前の完成度は後で考えられます。
- ② プレイヤーがすることは「左右へ動いて、落ちてくる星を受け取る」。遊ぶ人の操作を一文にします。
- ③ クリア・失敗の条件は「30秒以内に10個集めたらクリア。時間切れは失敗」。終わりが判断できる数字を入れます。30秒と10個は講座用の初期値で、最適な難易度を実測した数字ではありません。
- ④ 最初は作らないものを読み、「企画を確認する」を押します。
- 下に4行の結果が出たら、「企画をテキストで保存」を押します。ダウンロードされた
star-collector-plan.txtを開き、同じ4行があるか確認してください。

「今回は作らない」が、完成への近道
星あつめには、敵、ショップ、ランキング、ログイン、オンライン対戦を入れません。これらの機能自体が悪いわけではありません。最初の一作で作る仕組みを増やさないために外します。追加したいアイデアはメモに残し、本編の完成条件には混ぜないようにします。
画像と音も初回には要りません。まず自作の四角や星の形で遊びを作り、第07回で素材の利用条件と作者の表記を確認します。無料で見つけた画像を、そのまま使ってよいとは限りません。
AIを使うなら、企画を広げさせない
AIは必要に応じて補助に使えます。使わなくても講座を進められます。「面白いゲームを全部作って」と頼むより、この4行を渡して「今回の範囲から外れる機能を追加せず、最小の作業に分けて」と相談すると、確認する範囲を絞れます。生成されたコードも、後の回で操作と結果を確かめます。AIの回答だけで、正しく動くと判断しないでください。
できたか確認する・よくあるつまずき
- プレイヤーの操作を一文で説明できる。
- クリアと失敗を、別々に判断できる。
- 作らない機能を書き出した。
- 保存したファイルに4行が残っている。
保存ボタンが見えない場合は、先に「企画を確認する」を押してください。空欄があるとブラウザが入力を求めます。保存先が分からなければ、ブラウザのダウンロード一覧を確認してください。スマホの保存操作は端末ごとに異なり、今回はPCブラウザで保存を確認しました。
次回に引き継ぐのはこの4行です。まだゲームコードを書けなくても大丈夫。第02回では、この企画を作るための道具とファイルの役割を整理します。
はじめての個人ゲーム開発:全12回
このページが連載の目次です。公開済みの回だけリンクを付け、未公開回は予定として表示します。
- 01:作るゲームを小さく決める (この記事)
- 02:開発方法と道具 (公開済み・第02回を読む)
- 03:環境を準備する (公開済み・第03回を読む)
- 04:動く試作品を作る (公開済み・第04回を読む)
- 05:操作と基本ルール (公開済み・第05回を読む)
- 06:クリア・失敗・再挑戦 (公開済み・第06回を読む)
- 07:画像・音・フォント (公開済み・第07回を読む)
- 08:説明とUI (公開済み・第08回を読む)
- 09:バグ・スマホ・重さの確認 (公開済み・第09回を読む)
- 10:公開場所と公開用データ (公開済み・第10回を読む)
- 11:紹介文・画像とゲーム公開 (公開済み・第11回を読む)
- 12:紹介と反応を見た改善 (公開済み・第12回を読む)
前回はありません。次回02:開発方法と道具は公開済みです。順に進め、同じ作品と制作方法を引き継ぎます。
確認範囲・サンプルについて
2026年10月1日、編集側で企画の確認、結果表示、テキスト保存を実操作しました。このサンプルと画面画像はみっけメディア制作で、第三者のゲーム画面ではありません。サンプルコードはCC0で提供します。完成ゲーム、ゲームのスマホ操作、外部サービスへの投稿は今回の検証対象ではありません。